シューズインクローゼットの定義は曖昧ですが、ここではウォークスルータイプの収納について考えていきます。家族用と来客用で玄関が分かれている(玄関が2WAYになっている)ものですね。
シューズインクローゼットは便利です。しかし、すべての人にオススメできるかというと、そうでもありません。今回は、シューズインクローゼットの利点と、その代償について考えていきます。
シューズインクローゼットの特性を知ろう
シューズインクローゼットの利点を考えると
- 玄関が家族の靴でいっぱいの状態を防ぐことができる
- 大容量の収納空間として使える
- 家族と来客者の動線を分けることができる
などが挙げられると思います。
ひとつひとつ冷静に考えてみましょう。(なお、私の独断と偏見を贅沢に盛り込んでおります笑)
玄関が家族の靴でいつもいっぱいの状態を防ぐことができる
しまえば良くね?
大容量の収納空間として使える
それだけのために玄関広くすんの?だったら土間収納として独立させた方が良くね?玄関のすぐ外に物置を置いても良いし。
家族と来客者の動線を分けることができる
そもそも来客って年に何回あんの?その数回の為に玄関を分けるのってバカバカしくない?っていうか、来客の時は靴しまえば良くね?
なぜか口調が若干ギャル風になってしまいましたが笑、何が言いたいかというと「予算に余裕があり、広い家を建てられる”あなた”にとっては良い選択肢でしょうが、一般ピーポーの”あなた”にとってはオーバースペックではないでしょうか?」ということです。
要は「コスパが悪い」んです。”玄関は広い方が良い”と見栄を張る考え方はもう古臭いですしねー。
あと、私がどうしても解せないのは、一般的に来客用の玄関のほうを広く、家族用はせまく計画されていることです。家は、住まう人にとって便利で快適な空間であるべきだと思うのです。
シューズインクローゼットの採用は慎重に
「なんだか良く分かんないけど便利そう」みたいに曖昧なまま採用することはおすすめしません。シューズインクローゼットがあることでどんなメリットが生まれるか、生活イメージをシミュレーションしてみましょう。
生活を豊かにすることは間違いないでしょうが、もちろん費用がかかります。費用対効果をしっかりと考えたうえで採用を検討してくださいね。