一目惚れ注意♡おしゃれな人の観葉植物インテリア入門【初心者OK】

きそ知識

観葉植物は「飾る」だけじゃない

観葉植物は、置くだけでお部屋が垢抜けて見えたり、暮らしにやさしい彩りを添えたりと、インテリアの強い味方です。おしゃれな空間づくりを目指すなら、ひと鉢グリーンを取り入れるだけで、ぐっと雰囲気が良くなります。

さらに、日々の生活の中に自然を感じられることで、リラックス効果や気分転換にも役立ちます。

ちなみに、「緑視率(りょくしりつ)」という指標があり、空間の中にどれくらい“緑”が見えているかを示すものです。この緑視率が高いと、心理的な安心感や集中力の向上など、心と体にうれしい効果があることが科学的に分かってきています。

つまり観葉植物は、映えるだけじゃなく、心地よく暮らすための“あざとくて、かしこい”アイテムでもあるのです。

サイズ&タイプ別|観葉植物おすすめ図鑑

今回は、初心者さんにも選びやすいように、観葉植物を以下の5カテゴリに分類してご紹介します。

  1. 特大サイズ(180cm以上)
  2. 大型(100〜180cm)
  3. 中型(60〜100cm)
  4. 小型(〜60cm)
  5. 多肉植物・サボテン(ミニサイズ)

それぞれの特徴、管理方法、インテリアとの相性を見ていきましょう。

【1】特大サイズ|ホテルライクな主役グリーン

フィカス・アルティシマ

  • 特徴:明るい黄緑色の葉が爽やか。存在感バツグンの主役級植物。
  • 管理方法:日当たりが良い場所に。風通しも大切。葉水も定期的に。
  • インテリア相性:ホテルライク、北欧、海外インテリア風

シェフレラ・アングスティフォリア

  • 特徴:細くスッキリした葉で、ボリュームはあるのに圧迫感なし。
  • 管理方法:とても丈夫で初心者にも◎。剪定でサイズ調整しやすい。
  • インテリア相性:ナチュラル、アーバンモダン

【2】大型|リビングに映える“いい感じのグリーン”

フィカス・ウンベラータ

  • 特徴:ハート形の大きな葉がやさしい印象。
  • 管理方法:明るい日陰が◎。乾いたらたっぷり水を。
  • インテリア相性:北欧、ナチュラルなインテリアにぴったり。

オーガスタ

  • 特徴:南国風のワイルドな葉。明るい日差しが似合う。
  • 管理方法:日光を好むが直射は避けて。土が乾いたら水やり。
  • インテリア相性:リゾート風やラグジュアリー系にマッチ。

モンステラ・デリシオーサ

  • 特徴:葉の切れ込みが特徴的。個性派にも人気。
  • 管理方法:耐陰性あり。水やりは土が乾いたらたっぷり。
  • インテリア相性:ボタニカル、アート系インテリアと相性◎。

【3】中型|飾り棚の横やダイニング脇にぴったり

フィカス・ベンガレンシス

  • 特徴:白っぽい幹にふわっとした葉。明るく柔らかい印象。
  • 管理方法:風通しと光のバランスを保つ。乾いたら水やり。
  • インテリア相性:北欧・ナチュラル・ミックススタイルに。

パキラ

  • 特徴:幹の編み込みが人気。とにかく丈夫で初心者向け。
  • 管理方法:明るい室内に置き、乾燥気味に育てる。
  • インテリア相性:和モダン、カフェ風にも合う万能タイプ。

ドラセナ(マッサンゲアナなど)

  • 特徴:シャープなシルエットでスタイリッシュ。
  • 管理方法:耐陰性あり。乾いたらしっかり水やり。
  • インテリア相性:ホテルライク、アーバンモダンにフィット。

【4】小型|“ちょい置き”でお部屋に彩りを

ポトス

  • 特徴:吊るしても、棚に垂らしてもOK。育てやすさNo.1。
  • 管理方法:明るい場所で。水やりは控えめに。
  • インテリア相性:どんなスタイルの部屋にもマッチ。

サンスベリア

  • 特徴:剣のような葉が特徴。空気清浄効果もアリ。
  • 管理方法:乾燥に強く水やりは控えめ。明るい場所が◎。
  • インテリア相性:和モダン、シンプル系、ミニマル空間に。

テーブルヤシ

  • 特徴:小さな南国リゾート感。光が好き。
  • 管理方法:明るい日陰で育てる。水やりは土が乾いてから。
  • インテリア相性:明るくナチュラルな部屋に合う。

【5】多肉植物・サボテン|超ミニサイズの癒し

エケベリア

  • 特徴:バラのような形でかわいさ重視。女性人気◎。
  • 管理方法:日当たり良く、水やりは月1〜2回。
  • インテリア相性:ナチュラル、フェミニンな空間に。

サボテン(ミニ)

  • 特徴:日当たり大好き、水やりは月1〜2回でOK!
  • 管理方法:乾燥に強く管理しやすい。
  • インテリア相性:男前・無骨インテリアとの相性バツグン。

ハオルチア

  • 特徴:半透明な葉が美しい。光の加減で輝く宝石みたい。
  • 管理方法:直射日光は避け、明るい日陰で管理。
  • インテリア相性:ミニマル・ナチュラル・ガーリー空間にも◎。

最後に|あなたの“推し”を飾ろう

ここまで、観葉植物をサイズやタイプ別にご紹介してきました。

相性の良いインテリアスタイルも参考になりますが、何より大事なのは「あなたがときめくかどうか」。

一目惚れした植物や、恋した鉢カバーに出会ったら、それは運命の出会いかもしれません。

日々の暮らしに、自分の「好き」を少しずつ飾っていく。それが、いちばん心地よく、あざとくてかしこい選択です。

筆者:ともぴ(一級建築士/インテリアコーディネーター)
「家づくりは、賢く・楽しく・ちょっとあざとく」をモットーに、失敗しない家づくりのヒントをブログで発信中。

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