主要な家電のおおよその大きさを知っていれば、家の間取りやインテリアコーディネートを検討する際にとても役立ちます。
今回は、家の主要な家電の寸法を見ていきましょう。
以下で示す寸法はあくまでも目安です。メーカーや仕様、形状によってサイズはまちまちですので、気に入った家具・家電があったら実際の寸法を必ず確認しましょう。

住宅の主要な家電の寸法
冷蔵庫

冷蔵庫はリットル数で大きさを表していることがほとんどです。
必要容量は「70L×人数+170L(常備品+予備)」と言われています。
1人用(200L程度)
幅55cm×奥行60cm×高140cm
2人用(300L程度)
幅60cm×奥行65cm×高160cm
3~5人用(500L程度)
幅65cm×奥行70cm×高185cm
6人用(600L程度)
幅70cm×奥行75cm×高185cm
冷蔵庫の選び方のポイントは、設置スペースに余裕があるかを確認することです。左右の側面、上部、背面など、その冷蔵庫に必要な放熱スペースが確保できるかを必ず確認しましょう。
また、扉の開き勝手にも注意して選びましょう。
洗濯機

洗濯機のサイズは、容量(kg)で表されることが多いです。目安は「人数×1.5kg(+α)」ですが、少し余裕を見て容量を選ぶ方が良いでしょう。“大は小を兼ねる”です。
また、縦型かドラム式かでサイズは異なります。
5.0kg程度(1~2人用)
縦型:幅55cm×奥行55cm×高85cm
7.0kg程度(3~4人用)
縦型:幅60cm×奥行60cm×高100cm
ドラム式:幅65cm×奥行65cm×高90cm
10.0kg程度(5人用)
縦型:幅60cm×奥行65cm×高110cm
ドラム式:幅65cm×奥行70cm×高105cm
12.0kg程度(6人用)
縦型:幅65cm×奥行70cm×高110cm
ドラム式:幅65cm×奥行75cm×高110cm
洗濯機は“洗濯機パン”の上に載せるご家庭がほとんどだと思います。国内メーカー製の洗濯機なら、ほぼ間違いなく洗濯機パンの大きさに収まるように設計されていますので心配はありませんが、海外製の洗濯機の場合は「幅」や「脚の位置」を必ず確認しましょう。
また、嵩上げされていない洗濯機パンの場合で、排水ホースが洗濯機の下に通る仕様の場合は、別途嵩上げの部材が必要になる可能性があります。
家電量販店などで購入する場合は設置業者が下見に来たりしますので安心ですが、ネット通販で購入する際は、サイズや洗濯機パンの仕様をしっかりと確認しましょう。
縦型の場合、洗濯水栓と上蓋が干渉するなんていうのも“あるある”ですよー。
テレビ

テレビのサイズである「インチ数」は、画面の対角線のインチ数のことです。(1インチ=2.54cm)
19インチ(型)
約24cm×約42cm
24インチ(型)
約30cm×約53cm
32インチ(型)
約40cm×約71cm
37インチ(型)
約46cm×約82cm
40インチ(型)
約50cm×約89cm
45インチ(型)
約56cm×約100cm
50インチ(型)
約62cm×約111cm
55インチ(型)
約69cm×約122cm
60インチ(型)
約75cm×約133cm
65インチ(型)
約81cm×約144cm
70インチ(型)
約87cm×約155cm
80インチ(型)
約100cm×約177cm
100インチ(型)
約125cm×約221cm
適度なテレビまでの距離(視聴距離)は、一般的に「画面の高さ」の3倍と言われています。
例えば40インチのテレビの場合、高さが約50cmですので「50cm×3=150cm」となり、ソファはテレビから150cm程度離して設置するといった具合です。
ちなみに、4Kテレビの場合は3倍ではなく1.5倍で良いとされておりますが、それだと多分(というか絶対)「近すぎ!」と感じると思います。
個人的には、4Kテレビの場合も3倍程度で良いんじゃないかなと思います。
エアコン

最近のエアコンの特徴は、出幅が大きくなってきていることです。
高性能化しているためどうしても機器が大きくなるのですが、「横幅」と「高さ」に関しては設置スペースの関係で大きくできない(大きくすると窓やカーテンレールに干渉したり、天井に近くなりすぎたりする)ため、出幅を大きくして対応しているのですね。
高グレード
幅80cm×奥行40cm×高30cm
中グレード
幅80cm×奥行35cm×高30cm
低グレード
幅80cm×奥行25cm×高30cm
出幅が大きくなるときに注意したいのが、天井照明との関係性です。天井に埋め込まれたダウンライトやダクトレール照明などと干渉するケースがありますので注意してくださいね。
(エアコンは平面図、照明は電気配線図といった具合に別々に書いてあると見落としがちなんですよね~。このあたりの気遣いが出来るか出来ないかが、設計者として一流か二流かの分かれ目ですね。)

今回は、家電の寸法について解説しました。
お部屋のコーディネートや、間取りを考える際の一助にしていただければ幸いです。