羊工務店とは

羊工務店は、どこにでもある普通の工務店です。
設計をする羊がいて、営業をする羊がいて、現場を管理する羊がいます。

みんな、それぞれ真面目に働いています。
少なくとも、本人たちはそのつもりです。

家は、理想だけでは建ちません

家づくりは、きれいな図面から始まります。
線はまっすぐで、数字も整っていて、矛盾はありません。

図面の上では。

現実では、
納まらない寸法もあり、少しだけ無理をする判断もあり、あとで誰かが困る未来が、静かに仕込まれていたりします。

構造を優先したい羊もいれば、見た目を優先したい羊もいます。

コストを守りたい羊もいれば、契約を守りたい羊もいます。

みんな間違っているわけではありません。
ただ、全員の正解が一致することは、ほとんどありません。

羊工務店のなかまたち

現場には、棟梁がいます。
その下には、名前も知られていない羊たちがいます。

材料を運んでくる羊もいれば、新しい製品を紹介しにくる羊もいます。

土地を紹介する羊もいれば、図面を見て少し不安そうにする家族もいます。

みんな、それぞれの立場で関わっています。

善意の羊もいます。
善意だけで動いてしまう羊もいます。

このブログについて

このブログでは、羊工務店で実際に起きていることを書いています。

うまくいったことも書きますが、うまくいかなかったことも書きます。

本当は最初から分かっていた問題や、誰かが気づいていたけれど、止まらなかったこともあります。

少し遠回りな話もありますが、だいたいの場合、あとから効いてきます。

それでも、この仕事は嫌いではありません

面倒なことも多く、納得できないこともあります。

それでも、最後に家が建ち、そこに人が住み始めるのを見ると、この仕事は、悪くないと思えます。

完璧ではありませんが、ちゃんと誰かの暮らしにはなっています。

羊工務店は、その現実と、その面白さの両方を書いていく場所です。

きれいごとだけを知りたい方には、向いていないかもしれません。

でも、少しだけ現実を知っておきたい方には、たぶん、ちょうどいい場所です。

※この物語に登場する羊はフィクションですが、似たような話は珍しくありません。

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